インスタグラムのブランディングを成功させる4つのTIPS|事例あり
近年ではSNSを活用したマーケティング手法が一般的となりました。
インスタグラムでは、成熟されていないジャンルがありつつも徐々に企業も自社のブランディングに力を入れ始めています。
今回は、これからインスタグラムを活用してブランディングを検討している個人、または企業のマーケティング担当者に向けて、ブランディングを成功させるための4つのTIPSについてご紹介します。
マーケティング活動におけるブランディングとは?
そもそもブランディングとは、ブランドを形にしていくための活動に使われる言葉です。
”ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。”-wikipedia
ブランディングは、「化粧品といえば〇〇」「ハンバーガーといえば△△」「SNSマーケティングといえば××」のように、ブランドのイメージを顧客に想起させられるまでに高めていくことで、自社の売上に繋げます。
インスタグラムを活用したブランディングが効果的な3つの理由
インスタグラムを活用したブランディングは企業にとっても個人にとっても効果的です。
効果的な理由は主に以下の3つになります。
・競合企業から差別化ができる
・広告宣伝費を削減できる
・ユーザーとコミュニケーションを取れる
それぞれ説明していきましょう。
競合企業から差別化ができる
インスタグラムでブランディングを行うことで競合企業から差別化を図ることができます。
写真や動画で発信できるインスタグラムでは、自社の商品や店舗のイメージをそのまま伝えることが可能です。
若年層受けを狙ったコンテンツや主婦層を狙ったコンテンツなど投稿形態によってイメージを整えられるため、他社とは異なる切り口で訴求できます。
競合企業との差別化を図る上でインスタグラムを活用したブランディングは効果的です。
宣伝広告費を削減できる
また、インスタグラムでブランディングをすると、マスメディアなどを活用するよりも宣伝広告費を削減することができます。
というのも、インスタグラムは自社で運用するとなると、コンテンツ制作に金銭的にも人的リソースにもコストをあまりかけずに進められるのが特徴的です。
インスタグラムを活用したマーケティング戦略を取った企業の中には、大手企業と比べて宣伝広告費を4分の1まで減らした企業も存在します。
宣伝やPRに費用をかけられない企業にとってインスタグラムはおすすめの宣伝媒体です。
ユーザーとコミュニケーションを取れる
ユーザーとコミュニケーションを取れることも効果的な理由です。
インスタグラムを活用してマーケティングするとユーザーと近い距離でブランディング活動を進められるため、成果に結びつけやすくなります。
ユーザーと接点を持てると商品や店舗の課題の抽出にも繋げやすくなるので、インスタグラムは効果的です。
インスタグラムのブランディングを成功させるための4つのTIPS
インスタグラムのブランディングを成功させるための4つのポイントをご紹介します。
・投稿形態の方向性を決めておく
・オリジナルのハッシュタグを活用する
・継続的な投稿を行う
・実店舗や商品はオフラインでのイメージに統一する
それぞれのTIPSについて詳しく説明していきます。
投稿形態の方向性を決めておく
インスタグラムのブランディングを成功させるためにはまず、投稿形態の方向性を決めておくことが重要です。
投稿する写真が動画の世界観、キャプション内に記述する文章のテイスト、ストーリーズの活用方法など、インスタグラムではユーザーに訴求させるために一貫性を持たせることができます。
投稿形態の方向性を事前段階で決定しておくことで、アカウントのコンセプトを反映させやすいため、あらかじめ決めておくようにしましょう。
オリジナルのハッシュタグを活用する
オリジナルのハッシュタグを活用することもブランディングを成功させるためには大切です。
インスタグラムでは、若年層を中心にハッシュタグから検索するユーザーが増加しています。
オリジナルのハッシュタグを作ると、認知したユーザーに覚えてもらいやすくなり、ブランドの知名度向上に期待できます。
キャプション内で最大30個までハッシュタグを選定できるため、認知を広めるためのハッシュタグとオリジナルのハッシュタグを併用して運用していくのがよいでしょう。
継続的な投稿を行う
継続的な投稿を行うことはブランディング活動をする上では一番重要です。
戦略的なインスタグラム運用を行う場合、クオリティの高いコンテンツを発信し続けることでフォロワー増加に繋がり、自社ブランドの認知を加速させます。
継続的な投稿でさらに成功に繋げるコツは以下です。
・トレンドを押さえる
・ユーザーに役立つ情報発信
・フォロワーを巻き込んだ話題作り
コンテンツ発信をさらに広めるには上記のポイントを念頭に進めることが望ましいでしょう。
実店舗や商品はオフラインでのイメージに統一する
実店舗や商品をインスタグラムで発信する場合、オフラインでのイメージを統一させるようにしましょう。
オフラインとオンラインのイメージの差を無くすことで、ユーザーによりブランドイメージを確立してもらいやすくなります。
ユーザーにブランドイメージを確立してもらえると、認知度を広めやすくなるため、実店舗または商品をインスタグラムで発信する場合は、イメージを統一するようにしましょう。
インスタグラムブランディングに成功した事例
最後にインスタグラムのブランディングに成功した事例をご紹介します。
以下の3つのジャンルに分けて事例に沿ってご紹介していきます。
・公共・ライフライン
・実店舗PR
・商品PR
似たタイプの発信形態があれば、参考にしてください。
公共・ライフライン:伊勢神宮
参考:https://www.instagram.com/isejingu.official/?hl=ja
伊勢神宮は、約2000年の歴史を持つ三重県伊勢市の神社です。
伊勢神宮のインスタグラムのアカウントは、現在フォロワー16万7000人を突破しており、1つの投稿に対するいいね数も高いエンゲージメント維持しています。
(インスタ埋め込み)
伊勢神宮はわずか一週間でフォロワーを49%も増加させ、インスタグラムの中でも成功したアカウントの1例でしょう。
フォロワーを増加させた背景には、初詣のシーズンであったことや著名人が投稿したことなどが影響したことが要因となっており、他にもテレビなどの露出が増加したことも考えられます。
鳥居や祭事、桜など神社特有の特徴を活かしたフォトジェニックが主な投稿内容です。
実店舗PR:青山フラワーマーケット
青山フラワーマーケットは株式会社パーク・コーポレーションが運営する生花の小売店です。
2018年12月時点で国内外103店舗を展開しています。
インスタグラムのアカウントは、現在6万1000人を突破!
参考:https://www.instagram.com/aoyamaflowermarket/?hl=ja
フォローしているアカウントはフラワーマーケットのカフェや姉妹ブランドなど自社と関連したアカウントに絞ってフォローし認知度を高めています。
投稿内容は、生花で使用する花の写真やアレンジ方法などを動画で紹介。ストーリーズでは実店舗の開店情報や動画映えする投稿を行っています。
商品PR:ユニクロ(銀座店)
参考:https://www.instagram.com/uniqlo_ginza/?hl=ja
ユニクロは株式会社ファーストリテイリングの完全子会社で生産販売を一気通貫して行う会社です。
ユニクロ銀座店は、公式のユニクロアカウントとは別で店舗独自のアカウントを運用しています。
フォロワーは26万1000人を越え、現在まで3000近い投稿をしています。
訪日外国人に向けたプロフィール設計をしており、ユーザーのユニクロ商品を着用した投稿をリポストした内容などを発信しています。
リポスト戦略を活用した商品PRでユーザーと交流しながら認知度を高めています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
インスタグラムのブランディングを成功させるためには今回ご紹介したコツへ最低限取り組む必要があります。
ですので、売上アップや集客には多くの工数がかかるでしょう。
本格的なインスタグラム運用を検討している企業または個人に向けて、株式会社woowではSNS運用に関するご相談を受け付けています。
SNS運用でお困りでしたらお気軽にお問い合わせください。